倒錯の中で就職して結婚する弱者は危険

 つまらないものが嫌いで、面白い人生が好きだ。

 こんな自分にとって、「普通」という常識に凝り固まった人物はきっと自分にとって害になることのほうが多いだろう。本当にヘタに付き合う必要がないものだと付き合ってから気づくものだ。

 そういう人物ほどそれなりに自分の価値観を美化しているものだ。きっと最初はつまらない割にそれなりに大変だと思っていたのだろうが、そのうち「それでいい、と思えるにはどうしたらいいか」ということを無意識に脳内でまとめていく作業に入る。なぜなら逸脱するだけの力、知識、行動力が身につくように生きては来なかったし、おそらくそれからもそうはなれないからだ。そういった者が最終的に確立した自尊心というものは醜悪極まりなく、実力もない。地域社会でどうでもいい職につかせてもらい、しょぼい親になり、子に恨まれるのだろう。

 同じ国、同じ地域にいるからといって仲間の定義にはなり得ない。面白い奴と面白いことをする、又は人には言えない秘密の方法で面白い結果を出すに限る。ネット全盛の現在は本当にありがたい。地域社会はこれ以上のものにはもう成り得ないだろう。