HALinux:高可用構成時に使うHeartbeatの2.x系推奨設定に鬼門が多すぎたり

  • heartbeatの設定をするときにha.cf、haresourcesという設定ファイルをメインでいじくることになるわけだが、2.x系からはharesourcesを/usr/lib/heartbeat/haresources2cib.pyで変換し、ha.cf内でcrm onを追加することで作成されたcib.xmlを使いHeartbeatを稼動させ、crm_mon等で監視できたりするわけなのだが、普通にDRBDやApacheなどと併用する分には問題ない。しかしNFSとの共存に鬼門がありまくりな上にドキュメントのどこをあたってよいのかわからないのでcrm on設定をやめてクラシックにharesourcesを使ってみたところheartbeatで制御できた。ロック関係のテストはしてないのでなんともいえない。しかもharesources2cib.pyでharesourcesから変換されたcib.xmlnicとcidr_netmaskの値が逆に入っているというバグ付である。オープンソースゆえの苦しみ。新しいバージョンでてるんだろうか?
    • cib.xmlを使用する場合でも出来る方法があるというのなら見てみたいがgoogle先生に聞いてみてもいまのところよくわからない。使いづらい道具は使わないという方針でいいだろう。危うくkeepalivedで妥協するところだった。
    • ちょっとしたプログラミングよりはるかにきつい問題である。ひょっとしてこの問題に執着するのはおろかな行為ではなかろうかと思い始めていたが、とりあえずの回避策があったようなので良し。そういえば「heartbeat nfs」で検索して簡単に見つかる記事などではcib.xmlを使っているものがないような気がする。この2.x系で推奨されている機構はちょっと不安定感が否めないようですな・・・