VPN Gateを使ってみた

 もはや終わったかと思っていたSoftEhterプロジェクトだが、いつの間にかVPN Gateというサービスを展開していた。学術実験的な立ち位置が強いようだが、世界各国の有志が用意したVPNサーバーを選択して、そこからVPNIPをゲット出来る。とあるWebサービスにどうしても別IPでアクセスしないといけなくなった時などに有用。
 もともとVPNサービスには有料のものが多く、安いもので数百円から使えたりしていた。これは無料で出来てしまうのでかなり便利だが、IPベースで規制をかけているWebサービスからは不評だろう。まぁサービス事業主もVPNに依存はしているだろうからいやなジレンマではあるが、そもそもIPで規制するなんて事自体が技術的に完全には実施出来ないという結果でしかないだろう。
 ただし、サーバー数は多いものの、下記のように意図した挙動にならない場合もある。

  • VPNIP自体の割り当てに失敗する。
  • IPは割り当てられたが、目的のWebサービスでIP規制を回避できない。