GentooLinuxのパッケージ管理システムPortageは楽園か

  • 比較的最近のモバイル等のオンボードグラフィックスチップのために最新ライブラリをインストールしようとするが、ディストリビューションがデフォルトで提供しているライブラリ群が古いので依存性地獄にはまる。なんとか最新のライブラリが手に入れやすいリポジトリが見つからないものかと思うが、これはオープンソースの特性ゆえに存在させる労力が途方もない。Gentooのパッケージ管理システムがよいという話も聞くが、Portageはそんな労力を合理的に解決しているというのだろうか?いまさらGentooを使う気にもあまりならないがそのうち試してみるか。
  • CentOSのデフォルトリポジトリにxorg-x11-drv-intel*がない。なぜか?w
  • 結局のところ最新のxorg-serverが必要になるようなドライバを無理に使用せず、CentOS5.4のデフォルト構成でインストールできる少し昔のものを探して使ったほうが無難。もしかしたら依存性地獄をクリアできるかというところまでいったが最新のxorg-server-1.7.1がどうしてもdriライブラリを探しに行ってくれないというバグ(という情報がバージョン管理システムみたいなものにあったのでおそらくそう)で断念。1.6.xシリーズを使おうとしてもgccからごっそり変える必要がありそうなのでやるなら覚悟したほうがいいだろう。しかしCentOS5.4に同梱されているgccで1.6.xのソースをmakeすると構文エラーが出る。ソースを改変して強制的にコンパイルすることは可能だが正解とは言えない。普通に使っている分には安定した前バージョンを使っていれば事足りると思う。